NTTドコモがiPhoneを発売するなら期待したいこと

先週の金曜日の早朝、朝日新聞がNTTドコモがアップルのiPhoneを早ければ2013年の9月20日から発売すると報じました。iPhoneを販売していない唯一のキャリアであったドコモが、iPhoneを求めてNMPでauやソフトバンクへ流出が続き、ついに残された最後の切り札であるiPhone販売へと舵を切ることになったようです。

私はiPhone 3GSからSIMフリーモデル+ドコモで使い続けています。LTEとFOMAプラスエリア(800MHz帯)が使えないiPhone 5は見送って今でもiPhone 4Sを使っている生粋のドコモiPhoneユーザーとして、このままSIMフリーiPhone 4Sを使い続けるに当たってもしドコモからiPhoneが販売されたらこうあって欲しいと思う希望を並べてみます。

iPhone 5S

旧型iPhoneでも緊急地震速報に対応

正直に言うと、ドコモからiPhoneが出ると聞いて一番必要だと思うことは、緊急地震速報です。これはマジです。

ちょっと前の奈良県震度7の緊急地震速報誤報の時も、先日のNULL情報まで流れた名古屋市の大雨による避難準備情報など、会社の周りの同僚の携帯電話がガンガンなっている時に私のiPhoneは全く何も鳴りませんでした。周りに人がいる時は情報が得られますが、やはりそういった情報は確実に入手したいと感じています。

恐らくiOS7でドコモへの対応がなされると思いますのでうまくすればiPhone 4Sでも緊急地震速報が受信できるようになるかもしれません。

キャリアメールを送受信できる純正アプリ

SIMフリーiPhoneで@docomo.ne.jpのキャリアメールを受信するためにが必要です。imode.netサービスの月額210円は必須ですし、更にimode.netのメール送受信のためのアプリないしはimotenのためのサーバーレンタル費用がかかります。更にドコモのプロバイダとしてmopera Uの月額525円(実際にはドコモのISPセット割があるため約367円)も必要です。

私はimoten + さくらVPSを使っているためimode.netの210円にさくらVPSの980円とmopera Uの367円、つまり1,557円をキャリアメール受信のために支払っています。ドコモの純正アプリがあれば当然spモード契約で送受信できるようになるためその1,557円が丸々無くなります。

Androidのspモードメールは非常に使いにくいので、同じようなiOSアプリだとmopera Uの費用くらいしか削減できませんが、iPhoneをドコモが出す以上少なくともキャリアメールアプリはリリースするはずですので期待しています。

FOMA契約でもパケ・ホーダイ対応

SIMフリーiPhoneをドコモのSIMで使うとPC通信扱いになりFOMA契約ではパケット代の上限料金が8,190円になってしまいます。今はXiパケ・ホーダイ ライトの月額4,935円ですが、iPhoneがPC通信ではなくスマートフォン通信に区分されれば月額500円アップでパケット上限制限のない月額5,460円のFOMAパケ・ホーダイ フラットにすることができるようになります。

どうせ4Sでは3G通信しかできないのですからFOMA契約でも十分なんですね。ドコモ同士の通話料定額のXiトーク24はXi契約にしか対応していないサービスですが、私の周りではこの数年間でiPhone欲しさに他のキャリアへ移ったドコモユーザーが多く、相当数消えてしまいましたので当面は必要なさそうなのです。

ドコモがiPhoneを発売することでドコモユーザーが再び増えて来たらXi契約し直せば良いのではないかと思っています。

あれ?それ以外にはないかも…

少なくとも5つくらい要望があるだろうと思っていましたが、思い当たるものが無くなってしまいました。実はそんなに今のSIMフリーiPhoneで困っていることがないようです。

もちろんLTEは魅力的ですし、折角Xi契約しているのに3G FOMA通信しかしないのはちょっともったいないので新型iPhone 5Sに行きたいところですが、4Sで大した不満もないのでしばらくはこのままで行こうと思っています。そのためにも是非上記3つが旧型iPhoneで実現することを願います。

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