b-mobileのU300とイオンSIMのWebアクセラレーターによる画質劣化を比べてみた


最近購入したスマートフォン用に、イオンのみで販売している日本通信のAEON SIM プランA(100kbpsベストエフォート:月額980円)を購入しました。
このイオンSIMはWebアクセラレーターを標準搭載し画像やテキストファイルなどを圧縮することで低速回線でも快適にスマートフォンが使えるとされています。ただしその代わりに画像データも圧縮してしまうため画像劣化が伴います。

実際にどのくらい画質が劣化するものなのか検証してみました。

b-mobile

最近はスマートフォンが飛ぶ鳥を落とす勢いで増加中です。
私もここ1年程SIMフリーiPhone 3GSやらHT-03Aやらを手に入れて使っていました(大人のためのゲーム講座は通勤途中の時間使ってiPhoneで書くことが殆どです)。
最近フルスペックスマートフォン(いわゆる赤外、おサイフ、ワンセグ、防水付きというやつです)が欲しくなりドコモのREGZA Phone T-01Cというものを入手しました。

ただし、普段使いの携帯電話は普通のFOMA携帯を使っているため、もっぱらiPhoneはDoCoMoのMVNOとしてSIMカードとサービスを展開するb-mobileを使っています。現在ではb-mobileも色々なサービスを増やしていますが私が使っていたのは300kbpsに帯域制限されている代わりに安価なランニングコストで3G常時接続を可能にするb-mobileSIM U300です。

とりあえず半年購入がオススメです。延長可能ですがb-mobileサイトで正規価格で延長するより楽天のon HOME-オンホーム-で買い直した方が安いです。

on HOME-オンホーム-がアマゾン、楽天2大通販サイトのなかで一番安いのでいつもここで購入しています。

今回、T-01Cを入手したため3G回線がもう1回線必要になりました。(必要というより欲しくなったと言った方が正しいですね)

そこで月額980円で3G回線使い放題のイオンSIMを契約してみました。100kbpsの低速ベストエフォートですが、Webアクセラレーター機能というもので100kbpsでもメールやツイッター程度ならストレス無く使えるというのが売りです。

b-mobile SIM U300にも任意で使用するかしないかを選択できるWebアクセラレーター機能があります。私は常にアクセラレーター入れて使用していますが、若干待たされ感はありますが問題なく常用可能です。(1ヶ月の受信データ量は700MBから800MBのユーザーです

イオンSIMはこのWebアクセラレーター機能についてU300とは異なり任意で使用するものではなく強制的に使用させられるようになっています。

Webアクセラレーター機能は、公式サイトによると

Webアクセラレーターは、b-mobileSIM U300をご利用のお客様用に用意された、表示速度の高速化ツールです。
アクセラレーター機能を利用にすることにより、
WebコンテンツにあるHTML/XMLなどのテキストデータの圧縮やGIF/JPEG画像の最適化をおこないます。

とあり、受信データの圧縮を行うことにより低ビットレート回線で受信の高速化を行うオプションです。実際にはプロキシサーバーを経由することで画像ファイルなどの圧縮を行います。

テキストデータは圧縮したところで特に問題にはなりませんが、画像ファイルの場合
圧縮 = 画質劣化
であるため、どの程度の劣化を伴うのかが気になる所です。

画質劣化するというのは既知の事実ですのでネット上に情報が出回っていますが、具体的にどの程度劣化するのかがよく分からなかったので調べてみました。調べたのはb-mobile U300 SIM(WebアクセラレーターON)とb-mobileSIM プランA(ベストエフォート100kbps)です。しかし、このテストを始める時にはb-mobileのWebアクセラレーターは1種類しか無いと思っていました。

調べてみようと思ったきっかけは、GBATempのNight at the Roxbury DS v1.5というDSのHomebrewのスクリーンショットを2台のスマートフォン(iPhone 3GS + B-mobile U300 WebアクセラレーターONとDoCoMo REGZA Phone T-01C + AEON SIM プランA)で偶然見た時にあまりにも画質に差があったからです。

これがオリジナルのNight at the Roxbury DSスクリーンショットです。正確にはflickrにアップロードした時点でjpgに変換されてしまうので、そのjpgファイルをオリジナルとして扱います。

night_at_the_roxbury_ds_original
オリジナル画像
ファイルサイズ 44KB

オリジナルファイルのURLをiPhone 3GS + B-mobile U300で表示してflickrにアップロードしたものです。

bmobile_U300_proxy
b-mobile U300 SIM + WebアクセラレーターON(任意でON/OFF可能)
ファイルサイズ 36KB

オリジナルファイルのURLをDoCoMo REGZA Phone T-01C + AEON SIM プランAで表示してflickrにアップロードしたものです。

aeon_sim
b-mobileSIM プランA(強制Webアクセラレーター)
ファイルサイズ 20KB

原寸大の大きさでディスプレイ上に表示する分には(おそらくスマートフォン上の画面でも同じ)オリジナルとU300には細かく気にしなければそんなに大きな差が感じられませんが、イオンSIMは気になる程ではないですが画質劣化しているようには見えます。

ファイルサイズはオリジナルと比較するとU300の任意Webアクセラレーターはおよそ8割ですが、AEON SIMは半分以下と大幅に削減されています。

では、実際にどの程度圧縮されて画質劣化するのかを見てみましょう。
左からオリジナル、U300、AEONの順で並べて画像を拡大してみました。

bmobile_compare1
後席の人の顔がAEONのみ極端に変わってしまっています。
U300はjpg再圧縮による劣化あるいは減色による劣化という感じですが、拡大しなければ気にはなりません。

bmobile_compare2
車のダッシュボードが最もよく分かりますが、AEONはグレー単色化してしまっています。

bmobile_compare3
これも傾向としては同じです。拡大すると気になるU300、明らかに劣化しているAEONです。

bmobile_compare4
AEONはオリジナルにある単色部分の色が抜ける程圧縮しているのが分かります。ブロックも目立ちます。明らかに圧縮率が高いと分かる画質です。

上記画像で分かる通り、U300で任意使用機能として存在するWebアクセラレーターとイオンSIMで強制的に使用されてしまうWebアクセラレーターはまったく別物で画像の圧縮率が段違いです。イオンで販売することで販売経路が拡大しユーザー数も増加するため帯域に負荷がかからないようデータ量を削減するためだと思われますが、維持費と画質がバーターになっている状態ですのでこの画質劣化が許せないのであればb-mobileイオンSIMは契約しないほうが良いでしょう。ただし、スマートフォン上で今回使った画像を原寸大(256 x 384)で表示させる分には実運用上全く気にならなかったことだけお伝えしておきます。

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b-mobileのU300とイオンSIMのWebアクセラレーターによる画質劣化を比べてみた” に対して 2 件のコメントがあります

  1. 迷える人 より:

    最近フルスペックスマートフォン(いわゆる赤外、おサイフ、ワンセグ、防水付きというやつです)が欲しくなりドコモのREGZA Phone T-01C
    ですが、ドコモとの 契約 なし で、ワンセグ を 視聴 可能 なので しょうか?日本通信のtalking SIM U300 のみ の 契約で 使うか 迷って います。(自分がいま 持っている 携帯 では、(au)契約外では 使えないと書いてありました。)

  2. まもすけ より:

    @迷える人さん

    T-01CはSIMカードなしでもWi-Fiだけでアプリ系は普通に使えます。ワンセグも確か見ることができました。ただしおサイフは試していないので分かりませんが、多分使えないと思います。

    ですのでワンセグはドコモと契約しなくても使えます。U300のSIMがあればモバイル通信できるメリットが増えます。

    ちなみに私のREGZA Phoneは中古で買ったものですよ。ドコモとは一切関係ないルートで購入しています。

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