スマートフォンとタブレットとゲーム機 共存関係を目指して発展を
明けましておめでとうございます。
このGameGaz blogは元々『大人のためのゲーム講座』を楽天ブログで運営していた頃、ブログ投稿の文字数制限で投稿できなそうな長文を投稿するためのサブブログとして生まれました。独自ドメインのレンタルサーバーでWordPressを使って運営されています。
ところが『大人のためのゲーム講座』も独自ドメイン+レンタルサーバー+WordPress運用になったためこのブログとの差別化ができなくなってしまいました。
特に運営コンセプトを変えようという意図もなく月に1〜2回適当な記事を記事を書いてお茶を濁してきました。私のもう一つの趣味であるスマートフォン関係に絞ろうかとも思いましたが年も明けましたので新たにコンセプトを練り直し、『大人のためのゲーム講座』のブログコンセプトにはそぐわないネタに絞って書いて行こうと決意を新たにしました。
え?だったら何にも変わらないだろうって?
まあ、適当に好きなことを書くブログになる程度でのんびり行きます。
ということで、今回はゲーム業界に対する勝手な提案というテーマで吠えてみます。
実はスマートフォンが万能?
電話は必要だよね、ツイッターやFacebook、LINEも必須だけどゲームだってしたいんだよね。
そんなワガママをかなえてくれるのは実はスマートフォンだったりします。
でも、ゲームは人間とのインターフェースであるコントローラーが大切だと思いませんか?
確かにスマートフォンでもゲームはできます。Angry Birdは世界中で評価されたスマートフォン向きのゲームです。スマートフォンゲームはタッチパネルを活かした操作系ならば楽しめますが、コンベンショナルなコントローラーの方が楽しめるタイプの本格的なゲームにも別の楽しさが存在することは事実です。
電話もネットもSNSもゲームもできるスマートフォンは万能に一番近い位置にいるのは間違いありません。これで本格ゲームが楽しめたら完璧だなあなんて思ってます。でも、そんなことができるのでしょうか。
頑張る任天堂 でも企業理念が…
最近の携帯ゲーム機はすべてタッチパネルを採用していますし、ニンテンドーWii Uに至っては据え置きゲーム機にタッチパネルコントローラーを組み合わせるアイディアで世間の流行を組み込んできました。
しかし、Wii UはWii U単体でしか成立しません。3DSとは別物ですし、スマートフォンとは無関係です。もっとも、ニンテンドーeショップにスマートフォンでアクセスしてコンテンツ購入程度なら今でも計画はあるようです。
任天堂はスマートフォンで楽しむようなライトなゲームを肯定することなく市場で独自の立ち位置を目指し、任天堂ならではの自社ハードウェアへのコンテンツ供給にこだわっています。
任天堂が既存のスマートフォン向けにゲームコンテンツを供給することは少なくとも今の時点ではあり得ません。
誰もが持っているスマートフォンを活用しないのはもったいないとは思いませんか?
バーチャルコンソールで販売しているような、昔のファミコンタイトルを今のスマートフォン向けに販売して任天堂ファンを増やし、任天堂のゲーム専用機へユーザーを誘導するのも戦略としては任天堂の企業理念に反するものではないと思いますが…
今最も勢いがあるように見える任天堂ですが、美味しい牌を見逃してしまっているような気がしてなりません。
クロスプラットフォームに目を向けたソニー
自社ハードへの供給にこだわる任天堂とは異なり、ソニーは今後の収益構造の柱にゲーム事業を据えて、面白い試みにチャレンジし続けてきています。
セーブデータをクラウド化して家ではPS3、外ではPS Vitaでプレイできる環境を提供しようという試みもそうですし、Androidデバイスを取り込みスマートフォンでもPS Vitaでも楽しめるコンテンツを供給しようというPlayStation Mobileもその試みの一つです。
また、nasneやtorneを核にしたホームエンターテイメントはソニーならではの魅力です。
スマートフォンアプリのS-Entrance(Android/iOS対応)で見たいテレビ番組を出先から予約し、PS3に繋いだnasneにPS Vitaからアクセスして録画した番組を視聴、Vitaのバッテリーがない時はスマートフォンやタブレットのTwonky BeamやRECOPLAで代用。これ、非常に便利です。ただし、RECOPLAはソニー製タブレットでしか使えません。
この便利さをゲームに持ち込めるようになったら非常に魅力的ですよね。
残念ながらPlayStation MobileとPS3/Vita向けコンテンツは別物感が拭えないところが今一歩ですが、据え置きゲーム機も携帯ゲーム機もタブレットもスマートフォンも自社ブランドで持っているソニーならではの活用方法の提案に期待したいところです。
一番期待できるのは実はマイクロソフト?
日本ではゲーム事業が鳴かず飛ばずのマイクロソフトですが、Xbox 360のUI(ユーザーインターフェース)をWindows 8やWindows Phoneと統一したりと何やら期待を抱かせる動きを見せています。
Windows Phone 7.5搭載のIS12TではXbox LIVEのタイルがあるように、ゲームブランドとしてのXboxをうまく活用して行こうという意図が見え隠れします。
事実、マイクロソフトは7インチタブレット型のゲーム機Xbox Surfaceを開発しているという情報もありますし、Latinos PostによるとFoxconnもマイクロソフトからWindows 8のマイクロソフトブランドスマートフォンを2013年半ば発売に向けての生産オーダーを受けたとしていることからスマートフォンやタブレットも含めてXboxブランドゲーム事業での収益構造(エコシステム)構築を模索しているのではないかと伝えています。
どのデバイスでも同じゲームを楽しめるとすると、Android向けにPlayStation Mobileを別で立ち上げているソニーよりもXboxゲームブランドでうまく売り込める可能性を秘めていると言えそうです。そう言った意味ではこれから出てくる未知のマイクロソフトデバイスには大いに期待できるのではないでしょうか。
残念ながら私が所有するIS12TはWindows Phone 8へのアップデート予定はありませんし、いまだに日本でWindows Phone 8端末の発売が決まらないのは残念でなりません。
物欲モード全開を制限してくれるエコシステム募集
デバイス好きな私は「これじゃないとあれができない」と聞くとすぐ手にいれたくなってしまう性分です。おかげであれこれとデバイスを買い漁る結果になって家庭内不和の元凶となっていますが、スマートフォンとタブレットとゲーム機が上手に共存できるようになれば「あれじゃないと」という条件が緩和されて幸せな生活が送れそうな気がしますので、各メーカーさんには素敵な提案をしていただけることを期待して新たな2013年を迎えたいと思います。
「多数の機器が必要だった昔」と「スマホ1つでほぼ代替可能な今」を見事に現した有名画像がありますが、さりとてカメラやポータブルプレーヤーが絶滅した訳でもゲーム機が不要と断じられている訳でもなく、専門の機器に対する需要は確実に存在していますからね
親和と特化をそれぞれのメーカーが今後どのようにして進めていくかを見て行くと面白そうな予感がします
確かに専門の機器は存在していますがカメラ等と違いゲームはプレイヤーの数がすべてを握っているといっても過言ではありません。
任天堂のWiiにしてもそれがかなり響いた結果になりました。
決して性能が良い、安い→売れるということに直結しないのが難点ですね
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